2003(平成15)年11月14日判例の引用判決-4

2003(平成15)年11月14日判例の引用判決-4

裁判年月日 平成23年 1月13日 裁判所名 仙台地裁 裁判区分 判決
事件番号 平13(ワ)214号
事件名 損害賠償請求事件
裁判結果 一部認容、一部棄却 上訴等 控訴

要旨
◆被告建築会社との間で工事請負契約を締結したものの、引渡しを受けた建物には建築基準法令に違反する瑕疵等があると主張する原告が、被告建築会社、本件契約の工事請負契約書に監理者として署名捺印した被告及び本件建物の建築確認申請書工事監理者として記載された訴外人の使用者である被告監理会社に対し、損害賠償を求めた事案において、本件建物の具体的瑕疵の存在を認めて被告建築会社に瑕疵担保責任を、また、実際には自らが工事監理を行わないことを認識しながら、建築確認申請書において同人が工事監理を行う旨の記載をし、これを放置した訴外人の使用者である被告監理会社に使用者責任を認めて両者の損害賠償債務不真正連帯債務関係にあるとしたものの、被告建築会社の代表者及び注文主から依頼されて本件契約書に監理者として署名捺印するなどした被告には、工事監理義務はなかったとしてその責任を否定し、請求を一部認容とした事例
◆建物の建築に携わる設計者、施工者及び工事監理者は、建物の建築主や居住者に対し、広くその生命、身体及び財産に損害を与えないよう配慮すべき注意義務を負い、この理は、これらの者と契約関係にある建築主に対する関係でも同様に妥当するものと解されるところ、建物の具体的な瑕疵が、明らかに建物の構造的安全性に関わるような基礎ないし構造躯体に関するものでない場合であっても、当該瑕疵により建築主や居住者の財産に損害が生じる場合には、同注意義務違反を構成するとされた事例

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