事例2―要調査案件

事例2―要調査案件

PTHHKC

関東中心部の149戸、3駅利用可能な高級マンション。Kの設計、施工。
私の知る限り、全タイプ中の1タイプについて、その住戸の大梁、若しくは小梁の梁下端主筋の直上に梁貫通孔を、機械設備業者(現場所長)が勝手に設置してしまった、事例。

この案件は、柱端部ではありませんが、梁貫通孔の縦方向の位置が、構造設計基準に反しており、やはり欠陥若しくは瑕疵に当たります。前回の解説の赤点線外に梁貫通孔を設けてしまった事例。調査をすることをお勧めします。構造はHiRC、14+1階

参照下さい。事例の解説

もし、上記の如くであれば、前記事例と同様、築基準法第20条及び建築基準法施行令第36条の3、1号3号に違反し、また、これは建築基準法第98条1項2号ないしは、第98条2項に違反することとなるので、懲役3年罰金300万円以下(法人は1億円以下:法103条)となります。

且つ、今回は建築士法上も、設計及び工事監理者として処罰の対象になります。建設業法では、行政庁の処分として、建設業法第28条(指示及び営業の停止)、第29条(許可の取消し)若しくは、第29条の4(営業の禁止)処分となります。また、当然に民事上の責任:不法行為に対する第三者への損害賠償が発生します。もっとも、確証的なことは、構造計算をしてみないと、分かりかねますが。

文責 釈迦牟尼仏(ニクルベ) 建太

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