住宅瑕疵担保履行法の制度瑕疵-4

住宅瑕疵担保履行法の制度瑕疵-4

前回のブログで重大な間違いがありましたので、下記に訂正記事を掲載させていただきます。

保険料の項です。
d.hatena.ne.jp/boogierock/20090802/1249216899、このブログに下記のようなコメントがありましたので、それを参考にさせていただきます。

財団法人住宅保証機構(指定保険法人)は、120㎡の建物で、現場検査費用23,320円+保険費用45,650円=68,970円と発表した。過去10年間の瑕疵の発生データがある。発生率(事故率)は0.6%、発生費用金は1件180万円と調査会の報告である。つまり1,000件の内6件に瑕疵が発生し、瑕疵の総金額は1,080万円。1件当たりの負担金は1万800円となる。還元率は23%である。競馬の還元率は70%、パチンコの還元率は80%、やくざの賭け事だって還元率は70%なのに、あまりに高すぎる保険料。
ここまで引用。

冒頭の表をご覧ください。付加保険料+純保険料=保険料となっています。ここで、上記のブログの著者は、還元率が10,800円/45,650円=23%で、ボッタくりではないかと言っているのですが、賭け事等と比較した場合は確かに言われる通りですが、保険として考えた場合には、妥当な線だと思われます。もっと追及しなければならないのは、この中身です。

上記のブログの還元率23%であれば、多分純保険料は40~45%となります。
この制度の面白いところは、ちゃんと監督官庁毎に棲み分けがなされているという事です。
要は、金融庁の管轄の再保険として損害保険会社に支払われる保険料は、
・・・過去5年間(2010~2014年迄)の新築住宅着工件数は、819,020+841,246+893,002+987,254+892,261=4,432,783戸・・・

再保険料金額は
4,432,783戸×0.5(供託が半数故)×39,900円×0.4~0.45=353億7361万円~397億9531万円・・・

これから実際に支払われた保険金は、1,844件(過去5年間の保険事故件数)×180万円(どこを探しても数字が無いので最大を取りました)=33.912億円となり・・・

損害保険会社の粗利は、再保険料-支払い保険金となり
353億7361万円~397億9531万円-33.912億円=319億8241万円~364億411万円です。

つまり、実際の還元率は33億912万円/4,432,783戸×0.5(供託が半数故)×39,900円=33億9120万円/884億3402万円=3.834%

どんなに少なく見積もったとしても、過去5年間で340億円が、損害保険会社の懐に苦も無く入っているのです。寝ぼけているというか、恍けているというか、最初の事故率データは誰かの捏造ですね!完全なる詐欺です。やはり、官僚を抱え込んでいる企業は、強いですね!
ここまでmlit.go.jp/common/001041519.pdfより引用

皆さんが、汗水流して一生懸命働いて稼いで支払った保険金の僅か4%だけが、皆さんの内の誰かの役に立ったという事です。これで、納得されますか?これが、民の公僕のすることなのでしょうか?私は、許せませんね!やはり、誰かが声を挙げないとこの国は、とんでも方向に向かってしまいます。こんな事だから、瑕疵欠陥も無くならないのです。

文責 釈迦牟尼仏(ニクルベ) 建太

次回に続く住宅瑕疵担保履行法の制度瑕疵-5

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