続々―何故、欠陥住宅(建築)が生産されるのか・・・

続々―何故、欠陥住宅(建築)が生産されるのか・・・

前回のブログでは、建設産業特有の一側面、例えば、業種・業者数が多いこと、又、気の利いた腕の良い職人を集めるのは、苦労すること等についてお話ししました。

前回のこのブログでは、字数の関係でいま一つ踏み込んでお話し出来なかったので、そのあたりを今回は集中的にお話ししたいと思います。

私が、何故棒心(その現場の自分達の工事の職人を、纏める役割の者のこと)としての気の利いた腕の良い職人のことを、かなりの字数を使ってお話ししているのか!

皆さんの感覚では、手抜き工事欠陥)があるからと、お思いになる方が多いのでは無いかと考えますが、それはまた別の話で、別の機会にお話しさせていただきます。今回は、現場のモチベーションのことをお話しさせていただきます。

モチベーションという話であれば、皆さん何となく理解していただけますよね?良くわからない!困りましたね!では、具体的にお話しさせていただきます。

まず、腕の良い職人でなければなりません。理由は、他の職人から尊敬されないからです。また、腕の良い職人というのは段取りがよく、且つ先が良く見えます。なので、前工事や後工事のことも頭に入っているので、やり直しや段取り替え等が少なく、自分たちばかりでなく、他の業者の職人からも喜ばれる存在になるのです。なので、これは必要条件です。

もう一つ、これが絶対条件なのですが、良く気の利くことです。

読者の方の心の声。おかしいな?何か、欠陥工事の話からどんどん遠くなっているように感じるが?

いや、ここが欠陥工事を生み出すか否かの核心的な部分になります。私はこれにかんしては、確信を持って断言させていただきます。

まず、腕の良い職人であることを前提条件として、気の利く職人と、気の利かない職人と何がどう違ってくるのでしょうか?ここで言う、気の利く職人とは、自分の配下の職人一人一人の能力の違いや、経験値、個性等を総合して、瞬時に判断を下し、指示を与えることができる人のことをいいます。そのような目配り、気配り、手配りが出来るといことは、つまり、統率が出来るということです。またこのことは、何も自分の配下の職人だけに限らず、前工事や、後工事、しいては現場全体のいまの状況を鑑みて、現場監督にもアドバイスが出来るのです。なので、このような気の利く腕の良い職人を抱えられた親方は、ラッキーチャチャチャウ~!!!!という、気持ちになれます。チョトくだけ過ぎましたでしょうかね??

そして、このような気の利く腕の良い棒心(職人)が一人でもいると、現場の雰囲気がかなり違ってきます。ましてや、これが鉄筋コンクリート工事であれば、鉄筋工事や型枠大工にそのような人材が一人でもいれば現場はかなり引き締まった、居心地の良いいい現場となります。いやんや、鉄筋工事+型枠大工工事共にこのような人材でいれば、もう、現場監督は楽勝間違いなしです。もっとも、その他にも現場では沢山の他の仕事もあるので、それ程楽ではありませんが。

ここで、今回のブログの本当の核心部分に迫ります。つまり、このような人材を集められる現場所長こそが、このような人材である必要があるということです。前回のこのブログでもお話ししているように、このような人材を集めるのはかなり難しいのです。その難しいことを、いとも簡単にやれる理由が実は、この現場所長の人間性にこそあるのです。類は類を呼び友は友を呼ぶとは、よく言ったものです。つまり、そのような現場所長の人間性だからこそ、先に記したような、優秀な人材が集まるのです。また、このような、現場所長の下につく、現場監督も現場所長には及ばずとも劣らない素養を持った、同様な人材が多いということにもなるのです。

そこで、皆さんが上記に記したような、現場所長の現場であるか否かを、簡単に判断する基準をあげてみます。つまり、欠陥工事を生産しないであろう現場。

その現場が、工事に必要以上にうるさい現場、これはダメです。
現場内外問わずに、キレイで整っており清潔であること。
これが、出来ているか否か、これが最も簡単な判断基準になります。

以上この二点で判断して頂いても、大きく外れることは無いと、デベローパーの発注担当者、大型物件の設計者から現場工務主任はたまた、施工図の取り纏め役等々の職歴40年以上の実践から、そのように断言させていただきます。

ここで、質問です。
あなたは、斡旋と調停と仲裁の違いがわかりますか?また、訴訟との違いと「住宅瑕疵担保履行法」における、保険金支払いの条件と、その期間について理解されていますか?

文責 釈迦牟尼仏(ニクルベ) 建太

次回に続く(続々続―何故、欠陥住宅(建築)が生産されるのか・・・

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